診療を効率化させる

診療を効率化させる

最新の医療機器を取り入れたり設備を充実させたりして様々な検査や治療に対応できるようにする、車いすの方やベビーカーを引いたママが安心して受診できるように院内をバリアフリー化させる、インフォームドコンセントを重視して患者さんに納得してもらってから治療に取り掛かる、院内感染対策として滅菌と消毒を徹底するなどクリニック運営においてこだわるべきことはたくさんありますが、診療も効率化もその最たるものです。
高機能なレセコンを導入すれば診療の効率化を強力にサポートしてもらえます。受付や会計や請求書発行や処方箋発行などの一般的な機能だけではなく、患者さんの来院状況を簡単に確認することが出来たり、保険証のデータをスピーディーに読み取って取り込む機能が搭載されていたり、分析システムや予約システムが完備されていたりなど高機能で高品質なレセコンを取り入れれば、受付業務や会計業務や管理業務が効率化されて物理的な負担を大幅に減らすことが可能です。

膨大な作業が必要な診療報酬明細書の作成を支えるレセコン

医療機関では診療費や診療報酬を計算するために、レセプトと呼ばれる診療報酬明細書が作成されます。従来は職員が手作業で計算して書き込んでいましたが、現在はレセコンと呼ばれる専用のコンピューターを活用するのが一般的です。

業務では患者一人につき一枚のレセプトを作っています。ただし病院を訪れるたびに作るのではなく、1ヶ月ぶんをまとめて作るのが普通です。投薬や処置など診療内容に応じて診療報酬が予め規定されているので、それにしたがって作っていくのが一般的な流れです。

このように正確な知識と膨大な業務が要求されるのですが、レセコンを活用すると一気に効率を上げることができます。まず、保険点数を自動で入力してくれるからです。従来と違って診療内容に応じたコードを入力するだけで、点数がピックアップされ計算まで自動に行われるからです。

さらに人間が行う場合に起こりやすい入力ミスや計算の間違いについても、チェック機能を備えているため迅速に修正することが可能です。