カルテと連動しているものが主流

カルテと連動しているものが主流

医療機関において治療行為などを記載するカルテは、電算化が進んでいます。特に大病院などで医師の負担軽減の観点からも必要とされているところです。このカルテで記載するときに、処方箋の発行なども連動しているわけですが、これらの情報を踏まえてレセコンにも反映する仕組みになっています。レセコンで反映された情報は、患者負担の医療費及び後日作成するレセプトにも反映します。
電算化されることにより、入力したものが反映されて医療費の請求などが行われるようになり、事務負担の軽減が行われています。医療行為の結果とその後の請求について、すべて電算化を行うことによって請求誤りや決算などでミスが起きなくなります。その他患者に対しては、患者への請求の他に処方箋の発行で間違いが起きなくなったり減少するなどのメリットも大きいです。レセコンなどの使用によって安心して医療機関を受診してもらうことと同時に、ミスがなくなることによる事務負担の軽減に寄与します。

効率的なレセコンのシステムを導入してしっかり管理しましょう

医療機関で欠かすことができないのがレセコンです。レセコンとは保険診療を受診した患者に対しての、保険者の負担分である７割の診療費を計算し請求するためのレセプトを作成するコンピューターのことです。レセプトには診療報酬請求や調剤報酬請求などがあり、診療費の大部分をしめる重要な機能としてその業務に充てられています。通常レセコンは法定年限である五年を区切りとして、一度導入したコンピューターを買い替える必要があります。
医療機関にとっては重要な機材ですので必要な経費ではありますが、決して安い金額ではないのも事実です。そこで近頃ではレセコンのクラウドシステムによって、導入コストと月の運用料金だけで業務を行うことができるようになっています。そしてレセプト作成も大部分が自動化し、ミスや業務の負担も大幅に減少しています。システム化によって業務をより正確にかつより簡単に行うことができるようになっていますから、この機会に業務の改善を検討してみてはいかがでしょう。